教科書レベルでいきます。山川出版の世界史の教科書から、本文に言及されているロシア皇帝(国王)と主な事件・事績を抜き出してみました。
このページのねらいは『これらのロシア皇帝(国王)名を丸ごと覚えてしまう』ことです。
→『テンプレ世界史』目次
スウェーデン系ルーシ(推定ノルマン人)
①リューリク
864~879
→スラヴ人の土地に侵入・支配
・ノヴゴロド王国
・キエフ公国
↓
10c末
リューリク朝(キエフ大公)
『裏で見るとか言わんで見よーリューリク朝』
①ウラディーミル1世(即位)980年~
↓
13c キプチャクハン国(バトゥ)→キエフ大公国滅亡
↓
14c モスクワ大公国
↓
15c
リューリク朝
①大公イヴァン3世(大帝)
1462〜1505
1. ツァーリ(皇帝)の称号を名乗る
・第三のローマ→モスクワ
2. ノブゴロド、モスクワに併合
3. モンゴル支配脱する
↓
ロシア(ツァーリ国)
②イヴァン4世(雷帝)
1533〜1584
・初めてモスクワ大公ではなくツァーリ(皇帝)として戴冠
→ビザンツ皇帝の後継者→ロシア(ツァーリ国)
1. 貴族をおさえて専制政治の基礎
2. カザンハン国征服、アストラハン・ハン国併合、南ロシアに領土を広げる。
→ノブゴロド虐殺
3. コサック首長イェルマークの占領したシベリアの一部を領土に組み入れる。
↓
ロマノフ朝
① ミハイル=ロマノフ(初代)
即位1613
↓
ロシア帝国
② ピョートル1世(5代)
1682 即位
1697 欧州使節団を派遣
↓
1698 西欧化
大北方戦争1700~1721
1721 皇帝(インペラトール)の称号→ロシア帝国
↓
③ エカチェリーナ2世(12代)
1762 即位
1773 プガチョフ反乱
ポーランド分割
第一回 1772 第二回 1793 第三回 1795
1780 武装中立同盟(→アメリカ独立戦争)
1796年没
↓
④ アレクサンドル1世(14代)
1801 〜1825
1805 アウステルリッツの三帝会戦
1814 ウィーン会議
1815 神聖同盟
↓
⑤ ニコライ1世
1825〜1855
1825 デカブリストの反乱
1853 クリミア戦争
↓
⑥ アレクサンドル2世
1856 パリ条約
1861 農奴解放令
1877 露土戦争(ロシア=トルコ戦争)
1881 暗殺によって死
↓
⑦ ニコライ2世
1894〜1917
全体像
① まず、上の皇帝(大公)の名前が全部言えるようにします。これがこのページの目標です。これをAとします。
② 更に、それぞれの皇帝(国王)にその代に起こった主な事件を結びつけて、ゴロ合わせで年号も覚えてしまいます。これでロシアの歴史のおおまかな絶対軸ができる訳です。これがBです。
A段階
(1) 上の『まとめ』には様々な皇帝の名前が書いてあります。このうち今回は直接ロシア帝国につながるモスクワ公国(リューリク朝)とロマノフ朝を「王朝」ごとにまとめて「フレーズ」で固めてしまいます。
とはいえ、まず初めに『ロシア地域』の国の変遷をとらえていなくてはいけませんね。YouTubeにあげている「音声教材」を使います。フレーズはこれです。
『ロシア(ツァーリ国)』『ロシア帝国』はもちろん『モスクワ大公国』も『ロシア』に含んでいます。更に「王朝名」を覚えます。これもYouTubeにあげている「音声教材」を使います。フレーズはこれです。
(2) これら「国」の変遷と「王朝名」を覚えたら大公・皇帝の名前ですが、ロマノフ朝の皇帝以外はYouTubeに上げていません。ロシアのリューリク朝の始祖となった『リューリク』キエフ大公国の『ウラディミール1世』モスクワ大公国『イヴァン3世』と『イヴァン4世』は合わせて
『裏で見るとか言わんで見よーリューリク朝』と覚えておきましょう。
*『裏で見る』→ウラディミール1世、『言わん』→イヴァン『見よー(3,4)』→3世・4世、リューリクの名前は『リューリク朝』から覚えられます。
(3) さて、最後にロマノフ朝の皇帝、
*YouTubeにあげている「音声教材」を使います。フレーズはこれです。
『ミハイル日和っとるチェリー通、あれ二個、あれにせ、二個にせい。』