*これは『年語呂年註-世界史版』のひとつです。ポルトガル王国の歴史の概略をゴロ合わせにそって見ていきたいと思います。本当に概略ですが、スペインの大航海時代とひと組で上げておきたいのでページを設けました。→『スペイン国王年語呂』
*音声で耳から覚えるためYouTubeに教材を上げています。こちらです。文字だけではリズムをつかみにくいフレーズもスムーズに覚えられます。ぜひ一度聞いてみることをお勧めします。
【ポルトガル】
①エンリケ航海王子→ジョアン1世の息子
*大航海時代の幕開けの人物です。
→アジア・アフリカに未知のキリスト教の強国があるという『プレスタージョン伝説』に興味を持ったことがきっかけで、イスラーム商人の手を介さずに金や香辛料を手に入れる航路の開拓を志すようになります。
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・バルトロメウ=ディアスの父ディニスがサハラ砂漠南端に到達
1444 いーよシメシメ、ディアスのパパ着くサハラ南端
*サハラ砂漠のキャラバンを介することなくアフリカ南部の品を手に入れることができるようになりました。
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・ポルトガル初の金貨鋳造
1452 アフリカを意志でこじ開け金貨鋳造
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②ジョアン2世
【在位】
1481〜1495 いー齢人良くご機嫌無欠王
(王権強化)
*『冗談は顔だけ二世』です。
*エンリケ航海王子の事業を受け継ぐ
・バルトロメウ=ディアス派遣→喜望峰に到達
1488 アフリカの果て行く意志はバルトロメウ・ディアス(あると思うでやす)
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③マヌエル1世
・ヴァスコ=ダ=ガマ
1498 風吹く方位よくば到着カリカット
・カブラル
ブラジルに漂着→発見
1500 ブラジルを1個まるまるガブッとカブラル
*トルデシリャス条約にもとづき領有権主張
・エンリケ1世の死去(1580)
*スペインのフェリペ2世がリスボンを占拠しました。
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・フェリペ2世
【スペインと同君連合】
1580 ポルトガル以後は王様フェリペ2世
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・王政復古
1640 スペインの介在無用とジョアン4世
*ポルトガル王政復古戦争により、同君連合は解消され新たな国王が立ちました。
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・国王がブラジルへ
1808 王党の一派を渡してブラジル帝国
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・国王がポルトガル帰還
1821 ポルトガル王室の人は遂に帰国す
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【ポルトガル王政廃止】
1910 利益低いと王政廃止
*国王マヌエル2世亡命