『イギリスの国王【早覚え完成】A』 のおまけページです。
いわゆるゲルマン民族の大移動の一つに数えられるアングロ=サクソン人のブリテン島への侵入と、その結果成立したイングランドのヘプターキー(七王国)。
ただし、ヘプターキー(七王国)というのは、後の時代になってから言い出したことで、実際には当時のイングランドには100を超える王国があり、互いに抗争を繰り返し、敗者は勝者に臣従。その時々の勢力の強い王がリーダーとなり、そのリーダーの死によって簡単に王権が瓦解するといった、そういう世界でした。
で、実際のところヘプターキー(七王国)の王国の名前を覚える必要があんのかといえば『あんまない』わけで、完全に『酔狂』の領域なので学校の勉強のために世界史をやっている方はこのページに用はありません。その他のページを優先にしてください。
とはいえ、それでもぜひ覚えたいんだよボクは!という方は止めはしません。
アングロ=サクソン
『ノーさんマジ嫌ずっとアングリ口開けんと汚いさ』
① ノーさん →ノーサンブリア [アングロ人]
② マジ嫌 →マーシア [アングロ人]
③ ずっとアングリ →イースト・アングリア[アングロ人]
④ けんと →ケント [ジュート人]
汚い→(北無い) さ→サクソン(=セックス)
[サクソン人の国]
⑤ ウェスト・サクソン→ウェセックス
⑥ イースト・サクソン→エセックス
⑦ サウス・サクソン→サセックス
*その他イメージ付けに良い情報をざっくばらんに書いておきます。
・もともとアングル人・ジュート人・サクソン人の総称→アングロ=サクソン
・アングル人はイングランド(アングル人の国)の基礎を築いた。
・アングルの語源は「釣り針(アングル)」もともと住んでいたユトランド半島の東の付け根にあるアンゲルン半島の形からきている。
・ドイツのザクセンは(サクソン)と同源。サクソンは「サクス(40センチ程度の刀剣)」からきているといわれる。
・現在デンマークがあるユトランド半島→ユート人(ジュート人)の土地
→ジュート人はアングロサクソンに吸収されて現在は残っていない。
・他、イングランドのデーン朝やノルマン朝と関係の深いヴァイキングで有名なノルマン人は『北の人』という意味。