YouTube 音声
音声ファイルはこちらです。
YouTubeのリンクから来られた方は、とばして次の「解説」にお進みください。
それぞれの「覚え方」と簡単な解説をします。
解説
YouTubeの説明でも書いていますが、この分野の知識は毎年コロコロ変わるのですぐ使えなくなります。一応、出典に基づいているので順位もほぼ信用できますが、順位はあえて入れませんでした。「このメンツがそろっていたら石炭だな」とか「あと一国といえばアメリカだろう」といった判断のめやすとして利用して下さい。
・石油
・生産量上位国 「水と油サジロベーの仲」
気が合わず仲が悪いことを「水と油」と言います。
「左次郎と平太は水と油の仲だよ」というだけの意味です。名前の感じから自然と江戸時代になりました。
「水と油」の「油」は「石油の生産国」だよ!という印。
「サジ」が「サウジアラビア」
「ロ」が「ロシア」
「ベエ」が「米国」で「アメリカ」
「仲」は「中国」です。
・輸出上位国 「サジローアラ出すかな?」
「アラが出る」というのは「ぼろが出る」などと同じように、隠していた都合の悪いこと、欠点が明るみに出ることです。
どうやら「左次郎」は高所恐怖症でそれを隠しているのですが、高いハシゴに登らなければいけない用事があって、本当は高い所が怖いということがばれそうになっています。
左次郎と仲が悪い平太は、下でそれを見ていますが、どうも左次郎が高所恐怖症だということに薄々勘付いているようです。
要するに「左次郎の奴、アラ出すかな?」というのは、下で楽しみに見守っている平太の言葉ですね。
「出す」はひとつ前の「石油の生産国」に対して今回は石油の「輸出国だよ」というのを強調するための印です。
本当は「アラを出す」という言い方はあまりしませんが、「輸出国」なのでどうしても「出す」にしたかった訳です。
前回と同じく「サジ」は「サウジアラビア」、「ロ」は「ロシア」です。
後は、「出す」をはさんで、
「アラ」が「アラブ首長国連邦」
「カナ」が「カナダ」です。
・日本の輸入先上位国「油汗掃除あらば露出する肩」
「油汗」というのは、本当は緊張している時や苦しいときに出る汗で「脂汗」と書きます。なので「掃除あらば」から先の内容とは直接関係はありません。
ただ、「掃除」すると「汗」かくでしょ。ということで「汗」つながりです。
意味は「掃除があるたんびに肩まくって三角筋見せたがるヤツ(笑)」という意味です。
「掃除あらば」とは「掃除があったら」という意味です。
「油汗」の「油」が「石油の輸入先(日本の輸入先上位国)」の印。前出の二つと一緒に覚えれば順番で「輸入先」だとわかるという仕組みです。
「掃除」が「サウジアラビア」
「あらば」が「アラブ首長国連邦」
「露出」が「ロシア」
・鉄鉱石
・生産量上位国 「鉄柱押すとブラインド」
鉄柱を押すとブラインドが降りてきたという場面です。
「鉄柱」の「鉄」は「鉄鉱石の生産国(産出国)」だよ!という印です。
「柱」は「中国」
「オスト」は「オーストラリア」
「ブラ」は「ブラジル」
「インド」はそのまま「インド」です。
・輸出上位国 「押すとブラインドロー」
長押しするとブラインドが更に低い位置までくるんや、という意味です。
これは完全に前の続きで「鉄鉱石の輸出国」だと覚えます。当初は「中国は自分の国で使うので生産国から中国を抜いたらOK」としていましたが、YouTube版で「鉄鉱石の輸出国」だけ作らないのもあれなので付け足しました。
「オスト」は「オーストラリア」
「ブラ」は「ブラジル」
「インド」は「インド」
「ロー」は「ロシア」です。
・日本の輸入先上位国 「鉄が入ったおブラなんや」
「え!このおブラ、鉄が入ってるの!?」という驚きの言葉です。
「鉄が入った」は「鉄鉱石の輸入先(日本の輸入先上位国)」の印。
「お」は「オーストラリア」
「ブラ」は「ブラジル」
「なんや」は「南ア」で「南アフリカ」です。
・石炭
・生産量上位国 「炭で焼くと中甘えんどオスのネッシー」
「炭焼きにすると中落ちの肉が甘くてなかなかおいしんだよ、オスのネッシーは」という意味です。
「炭」は「石炭の生産国」の印です。
「中」は「中国」
「甘(アメ)」が「アメリカ」
「いんど」が「インド」
「オス」が「オーストラリア」
「ネッシー」が「インドネシア」です。
・輸出上位国 「オスのネッシーおそろしや」
見たまんまです。意外とまだ生きていたりするということです。
これは完全に前の「生産国」と一緒に覚えます。「輸出量上位国」です。
「オス」は「オーストラリア」
「ネッシー」は「インドネシア」
「おそろしや」は「ろしや」から「ロシア」
もう一つ「おそロシア」の「ア」だけとって「アメリカ」も覚えられます。
・日本の輸入先上位国 「痰多いんだね。廊下なんだべ。」
友達が廊下でくしゃみをした拍子に大きな痰を飛ばしたのを見た一言です。
「痰が多いんですね、でもここは廊下なんですよ(痰を飛ばすのは感心できませんね)」という意味です。
「痰(タン)」は「炭(タン)」で「石炭の輸入国(日本の輸入先上位国)」の印です。
「多」が「オーストラリア」
「いんだね」が「インドネシア」
「廊(ロー)」が「ロシア」
「下(カ)なんだ」が「カナダ」
「べ」が「米国」で「アメリカ」です。