*これは『年語呂年註-世界史版』のひとつです。このページでは、アメリカ文明の歴史の概略をゴロ合わせにそって見ていきたいと思います。
*音声で耳から覚えるためYouTubeに教材を上げています。こちらです。文字だけではリズムをつかみにくいフレーズもスムーズに覚えられます。ぜひ一度聞いてみることをお勧めします。
【アメリカ文明年語呂】
[メキシコ湾岸]
・オルメカ文明
【成立】
前1200年以前 メキシコいつまでオルメカ文明
↓(触発)
[ユカタン半島]
・マヤ文明
チチェン=イツァ
【成立】
前1000年 キリストの千年前からマヤ文明
【最盛期】
4〜9世紀 マヤよく栄えたユカタン半島
*ピラミッド建築、20進法、暦法、マヤ文字
〜16世紀まで
[メキシコ高原]
・ティオティワカン文明
【成立】
前1世紀 キリストの頃に成立ティオティワカン
↓
・アステカ文明(4文字)
(都: テノチティトラン)→後のメキシコシティ
【成立】
14世紀 石の文明アステカ文明
【滅亡】(コルテス4文字)
1521年 スペインの人ゴッツイ乱行アステカ滅亡
[アンデス高地]
(北部)
・チャビン文明
【成立】
前1000年 キリストの千年前から禿チャビン
↓
・インカ帝国(3文字)
(都: クスコ3文字)→後リマ建設
【成立】
15世紀 アステカの以後成立インカ帝国
*都市マチュ=ピチュ遺跡の石造建築、キープ(結縄)、太陽崇拝、金・銀・青銅器(アメリカ文明に鉄器なし)
【滅亡】(ピサロ3文字)
1533年 インカ滅びて以後散々の先住民
・エンコミエンダ制(縁故身得んだ制)16世紀 →コロンブス以後
→スペイン王室が、スペイン人の征服者に対して、その功績や身分に応じて先住民を分配し、キリスト教徒として教化することを条件に、一定期間彼らに強制労働させたり、貢納を受ける権利を認めた制度。
→エンコミエンダはもと『委託』という意味。身分や功績などに応じてスペイン人だけが『縁故』で奴隷の身受けをしたということで『縁故身得んだ』と漢字を振りました。
→先住民が酷使や疫病により激減。聖職者ラス=カサスなどが訴える。
・インディアス新法
1542 以後世になくそうエンコミエンダ
→ユカタン半島などで18世紀末まで残る。
・アシエンダ制(銭得んだ)17世紀
→アシエンダはもと『財産』という意味でここでは土地のこと。つまり、大土地所有者による大農園経営のこと。
当初『財産』ということで『銭(あし)円だ』と漢字を振りましたが、債務奴隷などを安い賃金で労働させる仕組みということの方が大切なので『銭(あし)得んだ』とします。
先住民の激減によって村落に増えた空き地をスペイン人入植者たちが買い入れて、都市や鉱山向けに、大農場や牧畜を営んだもの。