ローマ教皇 【早覚え完成】 A

教科書レベルでいきます。山川出版の世界史の教科書から、本文に言及されているローマ教皇をすべて抜き出してみました。特にねらいとするところは

あちこちでたまに出てくるので結局何人いたかはっきりしない

他の国の国王名などとかぶって数字も覚えにくい

これの克服です。 →『テンプレ世界史


[ローマ教皇]

レオ1世
・フン族アッティラと会見、ローマ侵入を押しとどめる

グレゴリウス1世6c末
・ゲルマン人にカトリック布教
レオ3世
・カール大帝に西ローマ皇帝の帝冠を授ける。
ヨハネス12世
・オットー1世に『神聖ローマ皇帝』の帝冠を授ける。(962)
グレゴリウス7世
・教皇権強化
・叙任権闘争→ハインリヒ4世破門 (1077)
ウルバヌス2世
・クレルモン公会議 (1095)
インノケンティウス3世 13c末
→ジョン王破門
ボニファティウス8世
・アナーニ事件(1303)
レオ10世
→マルティン・ルター
レオ10世 (メディチ家)
→サン=ピエトロ大聖堂

全体

① まず、上の教皇の名前が全部言えるようにします。これがこのページの目標です。これをAとします。

② 更に、それぞれの王様にその代に起こった主な事績を結びつけて、ゴロ合わせ年号も覚えてしまいます。これで『ローマ・カトリック教会の教皇の歴史』のおおまかな絶対軸ができる訳です。これがBです。

A段階

① 上の流れには様々な教皇の名前が書いてあります。今回はこれらを全部まとめて「フレーズ」で固めてしまいます。これでとりあえずこのページの目的は達します。

YouTubeにあげている専用の音声教材を使います。フレーズはこれです。

レオ1グレ1レオ賛成宵にグレンな売り場に居んのさボニー発生(レオ10世)

① はじめの「レオ1グレ1」これはそれぞれ「レオ1」と「グレゴリウス1」のことです。

② 次の「レオ賛成(サンセー)」は「レオ3世」間違いないですね。

③ 「宵に(ヨ・イニ)」は「ヨ」が「ハネス」「イニ」が「(イ)(ニ)」で「ハネス12」です。頭出し方式で「ハネス」はしっかり覚えます。

④ 次の「グレンな」は「グレ」はさっきと同じで「グレゴリウス」「」は「7」です。「グレゴリウス7」となります。

⑤ 更に「売り場に」は「ウルバ(ニ)」で「ウルバヌス2」、「いんのさ」は「インノ(サ)」です。「インノケンティウス3」となります。

⑥ 「ボニー発生」は「ボニ8世」となるので「ボニファティウス8世」です。

⑦ 最後の「レオ10世」はフレーズに入れていません。慣れたら入れてもいいのですが、ともかく『レオ1世に始まりレオ10世で完結』ということになっています。

*A段階は以上で終了です。お疲れさまでした。ここまでマスターすれば、とりあえず教科書本文に出てくる『ローマ教皇名』『何番目に出てくる教皇か』は、知っているということになります。

*更に、『ローマ教皇【早覚え完成】B』で、それぞれのローマ教皇の代に起こった代表的な事件・事績の年号をゴロ合わせで覚えてしまいましょう!

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