YouTube 音声
音声ファイルはこちらです。
YouTubeのリンクから来られた方は次の「フレーズ」の説明にお進みください。
これは『テンプレ世界史』東南アジア編のひとつです。他をまだご覧でない方はそちらもあわせてどうぞ。
また、特に現在のベトナム地域の変遷としては、南ベトナムでチャム人が建てたチャンパという国は欠かせません。
姉妹品としてこのページもチェックしてみてください。
フレーズ
これはですね。結構自分の中では自信作なんですよ。youtubeの説明にも一応載せましたが改めて。
漢・呉に丁・黎・李・陳・胡・後陳・明・後黎に莫・広南後黎(阮・鄭)・西山(タイソン)・阮朝・仏印・ベ帝・南北・(統一)社会主義
「西山」と書いて「タイソン」と読みます。
丁(テイ)はテ、後陳(コウチン)はコチン、後黎(コウレイ)はコレ、莫(マク)はマ、広南(コウナン)はコウナと約めて読みます。
カタカナも記しておきます。
カンゴにテレーリ、チンココチンミン、コレにマコウナ、コレゲンテイ、タイソンゲンチョー、フツインベッテー、ナンボクトウイツ、シャカイシュギ。
どうですか?そのまんまでしょう?聞いたときヘンなイメージを抱く人がいるようですが…。
ねらい
今回の個別フレーズの「ねらい」については、初回の「オリエントの国の移り変わり 」の「ねらい」に準じるものとします。ご覧でない場合はそちらを確認してください。
*各王朝の成立・滅亡年が覚えたい場合はこのページ『ベトナムの王朝年語呂』です!
*なお、『テンプレ世界史』のねらいや説明など、詳しくはこちら「テンプレ世界とは?」をお読みください。
流れ
では、上のフレーズの流れを書いていきます。
初めは、漢族に服属(漢から唐にかけて)していた時代からスタートです。そのあと、
→呉朝→丁朝→黎朝→李朝大越国→陳朝→胡朝→後陳朝→明に服属→後黎朝→莫朝→広南国(阮氏)後黎朝(鄭氏)→西山朝(タイソン朝)→阮朝→フランス領インドシナ(仏印)→ベトナム帝国→南北ベトナム→(統一)→ベトナム社会主義共和国 |
このように変遷するのがベトナム史です。
覚えるフレーズと比べて対応させてみてください。(青の部分です)
「広南・後黎(阮・鄭)」の部分は「広南(前)・後黎(後)」が「阮氏(前)・鄭氏(後)」で対応するようになっています。これはベトナムの南北朝時代にあたります。
見ての通り、ベトナムの王朝の変遷をほぼ完全に収めとっています。
これをテンプレにして知識を肉付けしていけばベトナム史の理解は完成するでしょう。